仮想プリンタドライバ

仮想プリンタってのは、使いようによって非常に便利なツールである。元々は、Postscript辺りからの発想なんだろうか? ゆえに、パイプやりダイレクトの話を無視すれば、元祖はAdobeAcrobatと考えても良いかも知れない。そういう経緯があるから、PDFやそれに類するもの(PrimoPDFMicrosoft XPS Document Writer)がどうしても注目される傾向がある。

が、現実には出力先は物理プリンタデバイス以外であれば何でも良い訳で、事実JpegPNGTIFFにも対応する仮想プリンタドライバも存在する。

Virtual Image Printer driver
http://sourceforge.net/projects/imageprinter

ライセンスはGPLなので、使うのに特に制約はない。
後、あんまりにも当たり前すぎて見落としているのが、WindowsXPで標準のプリンタドライバとして添付されている「Generic」の「Text Only」だろうか。雰囲気を維持したままでテキスト吐き出しを行うので純テキストと言い難いが、別にエディタで開いて置換すればよろしい訳で、さほど難点でもない。(フォントの設定コードページを日本語にしておく必要がある)
これで、とりあえず、特定のファイルからテキストを抜き出す事が容易に可能である。

WindowsXPプリンタを使ってテキスト出力
http://hide-king.air-nifty.com/cider/2004/10/windowsxp.html

Using the Microsoft Generic Text Only printer driver
http://www.frogmorecs.com/arts/using-the-generic-driver.html